Knee Osteoarthritis Treatmentひざ関節症の治療
私は大学病院において教授として、40年以上にわたりひざ関節症を専門に研究・臨床・後進の教育に携わってまいりました。
ひざ関節症の治療において重要なのは、一つの治療法に固執するのではなく、病期・年齢・活動レベル・生活背景を総合的に評価し、その方にとって最も適した治療を選択することです。
保存療法、注射治療、再生医療、そして人工関節手術まで、すべての治療を熟知してきた立場から、医学的根拠に基づき、無理のない最善の治療方針をご提案いたします。
「できるだけ手術は避けたい」
「痛みを軽減し、これまで通りの生活を続けたい」
そのような思いをお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
ひざ関節症とは

膝関節症は、関節軟骨の摩耗や炎症により、
- 歩き始めの痛み
- 階段昇降時の違和感
- 正座や長時間歩行が困難
などの症状が生じます。
進行すると、痛み止め・ヒアルロン酸注射・リハビリだけでは 症状が抑えきれなくなることも少なくありません。
幹細胞治療とは

幹細胞治療は、主に脂肪組織などから採取した幹細胞を用い、ひざ関節内に投与する治療法です。
幹細胞は以下の働きを持ちます。
- 炎症を抑える
- 痛みを引き起こす物質を減らす
- 関節内環境を修復方向へ導く
- 軟骨や周囲組織の回復をサポートする
※幹細胞は直接「軟骨を作る」だけでなく、周囲の組織を整える司令塔の役割を果たします。
治療の流れ
1.診察・画像評価
症状、レントゲン・MRIなどを総合的に評価します。
2.脂肪組織の採取
腹部などから局所麻酔下で少量採取します。
3.幹細胞の抽出・調整
専用工程で幹細胞を含む成分を調整します。
期待できる効果
- 膝の痛みの軽減
- 動作時の違和感の改善
- 歩行距離・日常動作の向上
- 手術(人工関節)を先延ばしできる可能性
※効果には個人差があります。
※すべてのひざ関節症が完全に治る治療ではありません。
For Whom|このような方へ
- ヒアルロン酸注射や内服で効果が不十分
- 手術はできるだけ避けたい
- 自分の細胞を使った治療を希望
- 日常生活の質(QOL)を改善したい
安全性について
- ご自身の細胞を使用するため拒絶反応のリスクが低い
- 重篤な副作用は報告頻度が低い
※治療適応は診察により慎重に判断します。
